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二重手術には4つの方法があります。
① 埋没法
② ミニ切開法
③ 全切開法
④ ブローリフト
二重のデザインをしたあとに眼輪筋と瞼板腺、もしくは眼瞼挙筋を縫合、固定する方法です。
埋没法は、過去の統計では2年以内に元に戻ってしまうのが約5%、二重のラインが浅くなったり、幅が狭くなったりといったことも加えるとほぼ100%となります。希望のラインが維持できないという意味ではお試し感覚のものです。
独自の縫合をしているから戻らないなどということはなく、原因を無視していくら縫合の工夫をしても必ず戻る人がでます。埋没法を否定しているわけではありませんが、埋没法のメリット、デメリットを十分に理解されてから手術を受ける必要があります。
生まれつきの二重の人と同じような瞼の構造にして二重が消えないようにする手術です。
クリニックによっては、眼窩脂肪のみ小切開部からとり、 その後埋没法を行っているところもありますが、当院が行っているミニ切開法は、眼窩脂肪のみでなく瞼板前脂肪・眼輪筋も取ります。何故なら元来二重の人は、瞼板前脂肪・眼輪筋が薄いので自然に二重のラインができますが、そのような構造にしないとラインが浅くなったり、幅が狭くなるからです。
さらに、挙筋腱膜を縫縮することで眼裂を広げます。美容外科学会会長賞受賞術式
小切開で眼窩脂肪のみ取る手術では1センチほどの傷から手術を行いますが、当院では瞼板前脂肪・眼輪筋も取るため術後の経過がかなり違います。大きな腫れは1週間から2週間でます。完成までの3ヶ月間は幅が広く感じられたり、不自然に見えたりすることもあります。それは、処置すべき部位をしっかり処置しているからです。もっとも、腫れが少ない方法を希望される場合は、いずれ二重の幅が狭くなったり、ラインが浅くなったりすることをご理解頂いた上で簡単なミニ切開法で行います。
全切開法も二重を作るところまではまったくミニ切開と同じことをします。ただ人によってはより幅を広くしたいあるいは、まぶたの腫れぼったさもすっきりしたい場合もあります。その場合は、さらに中間結合織という腫れぼったさに関係する脂肪組織をとります。また、挙筋の処置をして眼瞼下垂を改善したりする時もミニ切開の傷からは、十分な視野がとれませんので全切開で行います。たるみがある人に二重を作る場合も全切開です。
全切開法は、二重を作るのみでなく瞼の状態を変える(腫れぼったさを解消する・たるみを取るなど)手術といえます。
二重術の方法としては欧米では、第一選択がブローリフトです。日本で二重術の選択肢としてあまり行なわれていないのが不思議です。
広い二重を希望される場合、全切開法では腫れぼったさが、かえって強調されたり眼と眉との間隔が狭くなって不自然になります。幅の広い二重を作るときブローリフトを行い、眉毛を挙上することにより幅の広い自然な二重になります。また眼瞼挙筋のみでなく前頭筋を使って開眼されている方は前額部に深いシワができ、眼が疲れやすいものです。こうした場合もブローリフトの適応となります。要するに、内視鏡的に前頭筋・眼輪筋を引き上げ、さらに眉間・鼻根の眉毛を下げる筋肉の働きを弱めることではっきりした広い二重にする方法です。眉毛下切開でタルミをとる方法もありますが、傷ができたり、皮膚切除のみでは再び眉毛の下垂が起こってきます。
昔は二重だったのに加齢と共に二重の幅が狭くなってきたなどの方もブローリフトが最適の方法です。多くのクリニックではまぶたのたるみを切除する、全切開法で対処していますので、不自然になりがちです。
どのような施術でも必ず腫れます。
単なる「処置」ですから腫れの度合いが低いのは当然ですが、固定の縫合を緩くすればするほど腫れの程度は小さくなります。しかし、術後の腫れを少なくするために縫合を緩くしてしまうと戻りは早まります。
原因をしっかり取り除くので腫れの程度は強くなります。クリニックによっては切開をしたのに腫れないことを売りにしている例もありますが、十分処置をしていないから腫れないのです。永続的に効果のある方法は必ず腫れます。術後に腫れてしまうのは確かに嫌です。それでも一定期間の腫れを我慢するだけで埋没法にはない永続的な二重まぶたを手にいれることが可能です。
二重手術(両眼) | 埋没法(プチ整形・2~3点留め) | ¥30,000 |
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ミニ切開法(永久法) | ¥100,000 | |
全切開法(オーダーメイド二重) | ¥200,000 | |
内視鏡的ブローリフト | ¥500,000 |
※片側のみの場合 両側の60%
加齢とともに皮膚の弛みが生じたり、挙筋機能の低下によって起こる場合は加齢性眼瞼下垂症とも呼びます。
瞼がさがることで視野が狭くなり、眉毛を挙上して開眼することで肩こりや頭痛が生じる場合があります。症状の程度によっては保険診療の対象になる場合があります。
眼瞼下垂術 | ¥200,000 |
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瞼のたるみは、加齢により目の上の皮膚や筋肉が衰え、瞼を支えきれずに起こるものと、こめかみやおでこのたるみが原因のものがあります。皮膚や筋肉の衰えによるたるみの場合、覆いかぶさった瞼の皮膚とその下にある筋肉(眼輪筋)を切り取る「上眼瞼皮膚切除」による治療を行います。
二重の方でより自然にキレイな二重ラインを残したい場合は、眉毛下または眉毛上を切除し、瞼のリフトアップを行います。瞼の二重ラインは切らないため傷が目立ちにくいのが特徴です。
「上眼瞼皮膚切除」「眉毛下切開」は、一般的に行われている手術ではありますが、目の大きさ、形、皮膚や筋肉のたるみ状態、治療後のイメージなど、医師の技術力、センス、経験が必要とされる治療のため、クリニック選びは慎重に行う必要があります。
瞼のたるみを取るだけでは症状が改善しません。間違った診断により、上眼瞼皮膚切除のみ行ってしまうと症状が悪化するケースもあります。
治療方法としては
眉毛下切開 | ¥200,000 |
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こめかみリフト | ¥300,000 |
ブローリフト | ¥500,000 |
目の下のたるみは、加齢からくる症状が主ではありますが、中には若い人でも症状がでてくる方がいます。
原因の多くは目の下に付いた脂肪です。目の下の皮膚が大きく膨らんでしまい、目の下が垂れ下がったように見えることで、年齢よりも老けた印象になります。
チークリフト | ¥500,000 |
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スーフリフト | ¥300,000 |
経結膜的脂肪除去 | ¥100,000 |
脂肪移動術 | ¥100,000 |
上まぶたから目頭の部分に重なっているひだ状の皮膚(蒙古ひだ)を取り除く手術です。蒙古ひだは一般的に東洋人に多く、一重まぶたが多いのもこのような理由といわれています。この蒙古ひだを取り除くことによって、目と目の間隔が狭まり、大きな目になります。
当院では内田法、Artz法、Z形成術などを患者様のご希望、蒙古ひだの状態によって使い分けています。
腫れはほとんどありません。まれに内出血がある程度です。
術後30日ほどで目立たなくなります。
目頭切開(左右) | ¥100,000 |
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